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ひっさびさの観測日誌。

ひさびさに、天体観測をした。
観測対象は太陽。

今日は(すでに日付変わっているというか夜が明けているが気にするな)、午後授業のない日。
ということで、はっちぃさんが用事を済ませて午後から大学に向かうと、後輩たちが観測の準備をしていた。
どうやら太陽観測するつもりの様子。
道場の方も人が集まらないようなので、観測に顔を出すことに。

で、色々あって順調に太陽の黒点を確認成功。

はっちぃさん「おい、黒点少なすぎるぞコラ」

などと毒づきつつ。

はっちぃさん「確かに今黒点の少ない時期だからなあ」
部長「確か2000年くらいが多い時期だったですよね」

などと通常のサークルらしいトーク。さらに、

はっちぃさん「黒点が少ないってのは太陽の活動が活発でない証拠なんだよね。
で、今黒点が少ないのは周期的なものだからよしとして、黒点が少ない状態が続くとどうなるか、わかるか、おいそこのプロ志望」

などと無事、天文系の研究室に分属を果たした後輩に毒を吐きつつ。
「つまり、太陽の活動が活発でないということは、太陽の温度が下がる、ということは、太陽に温められている地球も温度が下がる、そして氷河期がくるということなんだよね。
で、望遠鏡が1600年ごろに発明されて、太陽の黒点が観測されるようになってから百年くらい、
黒点のほとんどない時期があったことがデータで残っているんだけど、この時期、地球の温度が下がって、そのせいで江戸時代に何度か飢饉があったでしょう」

とキッチリ後輩に説明するはっちぃさん。カッコイイ。惚れるといいよ(いつものセリフです。気にしないでください)

で、この件に関して補足説明すると、

今は逆に太陽活動が活発になっていて、これは太陽からの熱量の計測や、黒点の増減の周期が若干短くなっていることからも明らか。
それが何を意味するかというと、氷河期の逆、温暖化。
今、温暖化を防止するために二酸化炭素排出量がどうとか、そんな話があるけれど、実は太陽活動による温暖化でもあるわけ。
勿論、温暖化問題だけが環境問題ではないから、今やっている色々な環境対策が無意味だ、とは言わないし、
ヒートアイランド現象なんかは人為的な温暖化であると言えるし、0.5度といわれる地球規模の温暖化のうちどれだけが太陽の活動による物かも詳しくはわからない。
分かりやすさとか、話を進める上での都合よさだけで、温暖化が取りざたされているんだよね。

とか、環境問題に話が発展して、さらにえげつないまでのマスコミ批判、そこから大衆批判と話が広がってしまうのですが、新入生のオンナノコが2人もいたので、あまりアレな人だと思われたくないので敢えてこの説明は省きました。



また、

今は小さい黒点しか見えないけど、大きな黒点は肉眼で観測可能なんだよね。
サングラスとかで光を弱めないと見るのは難しいけど。
で、日本でも春先に黄砂が舞ったときなんか、空がすこしかすんで見えたりするけど、
当然、中国(日本の地名でなく、国名の略称の方)ではもっと黄砂の影響がすごいわけ。
そうすると、太陽の黒点を肉眼で見ることができるようになって、その観測結果が古文書に残ってたりするんだって。

という話から、はっちぃさんお得意の天文考古学的考察にうつることも可能だったりするのですが、新入生のオンナノコ2人の前で、学内探しても俺しか興味を持って居なさそうなレベル(含む教授)のマニアックトークを繰り広げるのもアレなので、止めておきました。


さらに、「1600年代の太陽活動が活発でなかった時期」(マウンダー極小期)の話題から、

この時期に、ヨーロッパでは、まだルネッサンス前で、衛生状態が悪くてネズミとか多かったんだけど、それが氷河期の影響で減ったことと、
それより昔の温暖だった時期、子供が奴隷として誘拐される事件が多発したことを融合して出来たのが「ハーメルンの笛吹き」の話なんだとさ。

という、「天文と文学」という話から、はっちぃさんお得意の天文考古学with古典文学の話をはじめることもできたのですが、ハーメルンの笛吹きの話はうろ覚え(確認して文章にしました)だったし、オンナノコ2人の前で恥をかくのは真っ平なので止めておきました。



ということで、太陽観測ひとつからこれだけ色々と説明しちゃうはっちぃさん。
物理の成績が悪すぎて全てを台無しにしたことは君と僕との秘密だ!
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by blue_blog | 2005-05-26 06:27 | 青色日記帳