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事故 その2

後続車が来たため、車を移動。
少年らはどうやら近所の高校生だとのこと。
そして立ち去った少年を、
「ここでバイクが通行の邪魔になるよりよいだろう」
「親でも呼んでくるのだろう」
と見送る俺ら。

事故当事者の少年Aを残して、現場から消えた少年Bは戻ってこない。
もしかして無免許なのだろうか。
原付は友人のモノ、という主張をしていた少年Aから察するに盗難車かもしれない。
とにかく、厄介ごとになりそうな予感が漂う中、とにかく救急車を待つ俺ら。
夜中なので、人通りは殆どない。

遠くから救急車の音が聞こえてくる。
その音は徐々に近づき、そして俺らのすぐそばで止まる。
救急隊員が降りてきたので、事情をかいつまんで説明する。
「はあ?」
状況が分かりづらいのも仕方ない。
少年Bが、少年Aの乗っていた事故車を押して逃げたなど、不可解極まりない。
事故、ということで、救急を通して警察にも連絡がいく、とのこと。
そして少年Aは、救急車の中で治療を受けることになった。

そこへ、一人のじいさんが登場。
何か起こっているようなので、話を聞くと、救急車の音で起こされてしまったとの事。
不慮の事故、その処理のため致し方ないとはいえ、とりあえず謝っておくことにする。
「すみません。お騒がせしております」
対応をしておいたのがよかったのか、以後じいさんの怒りは救急隊員に向かっていた。
下宿の近所だけにこういう対応ミスったら何言われるかわからん。
大人の対応をしておくにこしたことはない。

少年Aの傷は見た目擦り傷程度。
しかし、念のため病院に搬送することに。
その説明を救急隊員から受ける頃、一台の車が到着。
少年Aの父親、登場。
俺らの間に緊張が走る。
先程のじいさんが、少年Aの父親に声をかける。
「お前のところの息子か?」
そして、俺らに近づき、こう語った。
「(少年Aは)すぐそこのところの息子だよ、わしの友人の孫だ」
どうやら、近所の息子の事故、ということで、じいさんも「まあ、仕方ない」と落ち着いた様子。
少年Aの父親は一度救急車内で(多分)息子をしかりつけると、救急隊員より事態の説明を受ける。
そして、こちらにやってきて、病院への搬送の件をまず説明。
こちらから事故の状況を説明する。
すると、少年Bが乗っていた、もう一台の原付を指差し、一言。
「これ、うちの(バイク)ですわ」

事態はさらに混迷をする。
少年Aのバイクに乗っていた少年B。
そして、少年Bと事故車はどこへ?
警察がくるまで、なんともいえない雰囲気が場を支配した。(さらにつづく)
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by blue_blog | 2004-07-19 01:46 | 青色日記帳