青色競馬殿堂 第4回 ヒシミラクル
2005年 05月 12日
あの炎天下、真夏の競演。2003年宝塚記念。(観戦記は競馬コラム第11回)
あのレースを、俺は忘れない。
あの日、G1馬6頭、さらに後のG1馬が2頭という豪華なメンバーを、見事に差しきって見せた、あのレース。
俺は、阪神競馬場で彼に魅せられた。
彼に魅せられていたのは唯俺一人ではなかった。
あの日、彼の単勝馬券に、1222万円も突っ込んだオジサンがいたということが話題になった。
その秋、彼は大怪我をした。
普通のチャンピオンホースなら、引退を決断してもおかしくない大怪我。
しかし、彼は戻ってきた。4回目のミラクルを、我々に見せるため。
再び彼がG1を勝つことはなかった。
ミラクルは起きなかったのか。
いや、こうやって、競馬に魅せられた人間たち、ヒシミラクルに魅せられた人間たち。
その存在自体が、彼が起こしたミラクルなのだ。
そして、そのミラクルは、競馬が続く限り、永遠に語り継がれる、一番の思い出なのだ。
あのレースを、俺は忘れない。
あの日、G1馬6頭、さらに後のG1馬が2頭という豪華なメンバーを、見事に差しきって見せた、あのレース。
俺は、阪神競馬場で彼に魅せられた。
彼に魅せられていたのは唯俺一人ではなかった。
あの日、彼の単勝馬券に、1222万円も突っ込んだオジサンがいたということが話題になった。
その秋、彼は大怪我をした。
普通のチャンピオンホースなら、引退を決断してもおかしくない大怪我。
しかし、彼は戻ってきた。4回目のミラクルを、我々に見せるため。
再び彼がG1を勝つことはなかった。
ミラクルは起きなかったのか。
いや、こうやって、競馬に魅せられた人間たち、ヒシミラクルに魅せられた人間たち。
その存在自体が、彼が起こしたミラクルなのだ。
そして、そのミラクルは、競馬が続く限り、永遠に語り継がれる、一番の思い出なのだ。
by blue_blog
| 2005-05-12 16:28
| 青色文庫