競馬コラム 第20回 死するとも前のめりに
2004年 05月 07日
竹本貴志。ついに戻ってはこなかった。
2年の回り道。そして、たった1ヶ月の、夢の舞台。
そこで、チャンスを掴もうと必死になった、チャンスを広げるために障害レースに騎乗し、
それがアダとなって命を落とすことになった。
騎手という仕事が本当に命がけなものだと、こういうことが起こると再認識をさせられる。
それでも、(こういう表現はあまり好きではないが)未来のある若者が、
その未来を切り開くために懸命になって、命がけで、その命を失ってしまう、
そういうことがあると、やりきれない思いがある。
ただ、デビューの週に、騎手学校時代同期の騎手と競って勝ったのが、
彼の、生きた証として思い出にだけでも残ってくれればいい。
彼が、この世界で生き抜くために、最後の一瞬まで必死で戦っていたことを、
俺が覚えていようと思う。
享年20歳。短すぎる時間かもしれないが、懸命に闘った男だったと記憶にとどめよう。
そして、安直な言葉ではあるが・・・ご冥福をお祈りいたします。
2年の回り道。そして、たった1ヶ月の、夢の舞台。
そこで、チャンスを掴もうと必死になった、チャンスを広げるために障害レースに騎乗し、
それがアダとなって命を落とすことになった。
騎手という仕事が本当に命がけなものだと、こういうことが起こると再認識をさせられる。
それでも、(こういう表現はあまり好きではないが)未来のある若者が、
その未来を切り開くために懸命になって、命がけで、その命を失ってしまう、
そういうことがあると、やりきれない思いがある。
ただ、デビューの週に、騎手学校時代同期の騎手と競って勝ったのが、
彼の、生きた証として思い出にだけでも残ってくれればいい。
彼が、この世界で生き抜くために、最後の一瞬まで必死で戦っていたことを、
俺が覚えていようと思う。
享年20歳。短すぎる時間かもしれないが、懸命に闘った男だったと記憶にとどめよう。
そして、安直な言葉ではあるが・・・ご冥福をお祈りいたします。
by blue_blog
| 2004-05-07 11:52
| 青色文庫